【チェック必須】児童手当2024年改定！あなたの家庭の支給額は？

「塾代がかさむ・・・」

「子どもの将来のために教育費をかけてあげたい！」

「もっと支給額が増えたら助かるのに」

子育て家庭の多くが抱える悩みですね。

2024年に児童手当が改定されました。家計に直接影響する重要な変更点があるのをご存じでしょうか？

2024年の改定では、第三子への増額や所得制限の撤廃など、家計を支える大きな支援策となりました。

この記事では、具体的な改定内容や適用条件をわかりやすく解説します。

特に所得制限で支給対象外となっていた方、第三子以上の家庭、そして高校生を育てている家庭に役立つ情報をお伝えします。

おさえておくべき改正ポイント3つ

改定では、特に以下のポイントが注目されています。

１　幅広い支給対象に

新制度では高校生（18歳の年度末まで）が対象に含まれるようになります。

今までは、中学生までが支給対象でした。

しかし改正後は多くの家庭で支給期間が延長されるのがうれしいですね。

２　第三子以降への支援増額

高校生の第三子以降については、月額3万円に引き上げられます。

少子化が進む日本で、子どもが多い家庭への支援を強化する目的があります。

３　所得制限の撤廃

これまでは所得制限が設けられ、一定以上の所得がある世帯には特例給付（月額5,000円）のみが支給されるか、対象外とされていましたが、今後は所得に関係なくすべての世帯が児童手当を受け取れるようになります。

児童手当の変更点

新制度では、高校生が支給対象に加わります。

改正前	項目	改正後
中学生まで	支給対象年齢	高校生まで （18歳の誕生日後の最初の3月31日まで）
あり	所得制限	なし
5,000円　 10,000円 　10,000円　 なし	支給額 ０～2歳  3歳～小学生 中学生  高校生	15,000円 10,000円 10,000円 10,000円
15,000円/月	第3子以降の支給額	30,000円/月 （年齢区分に関係なく）
高校生まで	第3子カウント対象	22歳まで
年3回	支給回数	年6回
6月、10月、2月	支給月	2月、4月、6月、8月、10月、12月

支給回数は、年3回から、6回です。

今まで4か月に一度だったものが、2か月に一度の支給となるため家計管理がよりしやすくなりました。

児童手当は偶数月（2月、4月、6月、8月、10月、12月）に支給され、それぞれの前月分までの2か月分が振り込まれます。

第三子の児童手当が3万円に

第三子以降の児童手当が月額3万円に増額されます。

対象となる子どもが生まれた月から適用されるため、新たに第三子が生まれる家庭も恩恵を受けられます。

２２歳まで延長も

また第３子以降のカウント対象の年齢が、これまでの18歳年度末から22歳年度末までへと延長されます。

第３子のカウント方法

（子ども家庭庁）

大学生をもつご家庭にとっては大助かりの改定です。

まとめ

2024年10月からの児童手当の改定は、多くの子育て世帯にとってメリットが大きい内容です。

特に、高校生まで支給対象が拡大され、第三子以降の増額が目立ちます。

一方で、所得制限の緩和や特例給付の見直しも行われるため、家庭ごとの状況に応じた確認が必要です。

参考：児童手当制度のご案内｜子ども家庭庁