家計簿は家計管理の基本ですが、「続けるのが難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、初心者でも無理なく始められ、長続きさせるための具体的な方法をご紹介します。

家計簿を活用して、家計改善の第一歩を踏み出しましょう。
家計簿を長続きさせるコツ
家計簿を長続きさせるためには、「シンプル」「手間なし」「達成感」を意識することがポイントです。
- ツールを自分に合ったものにする
- 完璧を目指さない
- 毎日ではなく週単位で管理する
ひとつずつみていきましょう。
ツールを自分に合ったものにする
自分にあっていないツールを使っていると結局負担になってしまい、長続きしません。
まず家計簿アプリ、エクセル、手書きノートなど、自分に合った方法を選びましょう。
無料の家計簿アプリもあり、手軽にクレカで支払いした場合に自動入力されるので、時間の節約にもなります。
スマホで操作すれば、スキマ時間に家計簿をつけられますよ。



マネーフォワードの家計簿アプリの無料版を使っていますが、十分使えます!
完璧を目指さない
最初から細かく記録しようとすると、挫折しやすくなります。
まずは「収入」「支出」の大枠を把握するだけでも十分です。
細かく分類してしまうと面倒なので、まずお金の入り口と出口を把握しましょう。
毎日ではなく週単位で管理する
毎日記録するのが負担に感じる場合は、1週間分をまとめて記録する方法がおすすめです。
無理をせず、続けやすいペースで進めましょう。
家計管理の「50 30 20ルール」
50 30 20ルールは、収入を効果的に管理するための基本的な予算管理法です。
まず、税引き後の手取り収入を把握して、そのうちの50%を生活費に、30%を自由な支出に、残りの20%を貯蓄や投資にまわす方法です。
ざっくりとイメージと家計をイメージしてみましょう。
パーセンテージ | 内容 |
---|---|
50% | 生活費(家賃や食費、光熱費などの生活必需品) |
30% | 自由な支出(趣味や、レジャー、外食など) |
20% | 貯蓄・投資 |
たとえば※手取り20万円だったら、10万円が生活費、6万円が自由な支出、4万円が貯蓄・投資という風に考えます。
※手取りは額面金額から社会保険料や税金を引いた後の金額。
とはいっても、貯蓄・投資の20%は現実的には難しい面もあるので、最初は10%を目標にして始めるのをおすすめします。
簡単!家計簿の始め方
家計簿を始める際には、以下の手順を参考にしてみてください。
まずは毎月の収入を明確にしましょう。給与や副収入、児童手当など、すべての収入源を合計します。
支出を「食費」「光熱費」「娯楽費」などのカテゴリに分けて記録します。
項目を多くしすぎないのがポイントです。
大切なのは、「振り返り」です。
支出をグラフや表にまとめ、どの項目に多くのお金を使っているのかを把握します。
視覚的に分かりやすくすることで、節約ポイントが見えてきます。
家計を見直しする場合は、固定費を下げるのが大切です。





細かい記録は続けるのが大変なので、最初は大まかな把握でOKです。
例えば、現金支出は「まとめて食費」として記録し、細かく分けない方法もおすすめです。
まとめ
家計簿は、家計管理や貯金の目標達成に向けた第一歩です。
最初から完璧を目指す必要はなく、自分に合った方法で無理なく始めることが大切です。
本記事でご紹介した「50 30 20ルール」や長続きのコツを活用して、楽しく効率的に家計簿を続けてみましょう。



家計簿を通じて、より豊かな暮らしを実現してください。